待望の本格連載スタート !! 青山コーチより

No1 競技比較から見るライフセービング競技の特性。

No2 ライフセービング競技において「どのような能力が必要とされるか?」 vol.1

No3 ライフセービング競技において「どのような能力が必要とされるか?」 vol.2

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競技比較からみるライフセービング競技の特性


 今回はライフセービング競技(特に海種目)全般について
感じたことを書きたいと思います。
 先月6月5日(日)御宿で行われた「全日本種目別選手権」に勉強を兼ねて観戦に行きました。
 目の前でライフセービングの大会を観るのは初めてでしたが、思っていた以上に各種目ともエキサイティングでびっくりしました。
 特に林選手、中曽根選手が優勝したアイアンマンレースはアテネ五輪以来の大興奮でした!
 以前、林選手に「ライフセービングオーストラリア選手権」のVTRを借りて研究してみました。
 VTRと観戦した大会を比較して率直に感じたことは、「パワー・スピード・テクニックどれにおいても歴然の差がある」ということです。(その国民性の違いも大きく感じましたが。) 

 しかし、歴然の差はあるものの、それに対して的確なアプローチをすればその差は確実に縮まるということも林選手とのトレーニングで感じて来ています。

 アプローチの仕方は、オーストラリアなどの強豪国のトレーニングの仕方も参考にしつつ、日本人独自のやり方を突き詰めていく方法です。
 同じやり方では多少強くなるが、追いつくことはないと思います。

 最近、日本のスポーツ界も世界で勝つ選手が増えてきています。
 特に一昔前では予想できなかった短距離系や瞬発系での活躍が目立っています。
 それらの選手に共通して言えるのは、「日本人のやり方」を突き詰めているということです。

 先天的な骨格やパワーの違いがあるのに、同じやり方では勝つことは出来ないでしょう。これはライフセービングでも必ず言えることだと思います。

 トライアスロンでも同じことが言え、10年前では日本人が表彰台に上がることは考えられられませんでしたが、現在では表彰台に日本人が2名上がる事も稀ではなくなりました。その要因はまさに「日本人のやり方」を突き詰めていると言えるでしょう。

 私のトライアスロンにおける指導方法の柱は、スイム・バイク・ラン各種目のスペシャリストも目指すことから始まります。

 よく考えてみれば、日本には競泳の世界チャンピオン、マラソンの世界チャンピオンなどがいることから、そのスペシャリストのコーチもいる、そのやり方もあるわけです。それらを参考にして、各種目を伸ばし、それらをうまく組み合わせることが私の仕事になります。
 中西真知子選手もそうやって力を付けてきた選手です。

 それらを参考にして林選手とも色々と世界で勝つためのトレーニングを模索中です。 彼と私の中で色々と見てきたこと、感じてきたことが多々あります。
 しっかりとしたトレーニングプログラム、フォーミング等が、まだまだライフセービングにおいて少ないと思います。次回からはそれらを中心に「青山的」に書いていきたいと思います。
 
 ただ、あまり書きすぎると林選手を強くするネタがなくなるし、林選手に怒られるので少しずつ行きます(笑)!


という訳で、皆さんで世界を目指せるように頑張っていきましょう!!

 

青山コーチの独り言
 少し本題からずれますが、以前林選手に「ライフセービングオーストラリア選手権」のVTRを借りたとき、そこではテレビ放送あり、空撮あり、何万もの観客ありで大変盛り上がっていました。各種目とにかく迫力があり、とくにスイムはトライアスロンにおいて使えるテクニックの宝庫でした。 
 こんなに面白い競技ならもっとエンターテイメント性を出してスポンサーを募ったり、観客を増やしたりすればいいのにと勝手に思いました。
 大会当日車で会場に向っていたらラジオ(bayFM)でこの大会の告知をしているのを聞いて、さぞかしイベントとしても盛り上がっているの思っていたので、個人的にもったいないなと思いました。


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