2005年11月16 〜 20日
ASIAN LIFE SAVING POOL CHAMPIONSHIPS
in 香港

16日〜18日 National Team Training at Wanchai Swimming Pool
19・20日 ASIAN LIFE SAVING POOL CHAMPIONSHIPS
at Kowloon Park Swimming Pool



ASIAN LIFESAVING POOL CHAMPIONSHIPS RESULT

アジアライフセービング室内選手権大会 総合優勝(Overall Champion) : 日本
Simulated Emergency Response(SERC)  日本チーム3位

競技結果

50m マネキンキャリー
鈴木 一也 3 位 : 33”33 日本新記録 
石井 英一 4 位 : 35”61
鈴木 佐弥子優  勝 : 37”03  日本新記録
鈴木 郁蘭  準優勝 : 43”19

100m レスキューメドレー
鈴木 一也  予選失格           
石井 英一  準優勝 : 1’11”60
                日本新記録 
太田 奈々   4 位 : 1’27”18
青木 麻佑美  予選失格
 

100m マネキンキャリー
中村 公彦  決勝失格:
         予選 58”20 日本新記録
青木 克浩   予選失格
鈴木 佐弥子 3 位 : 1’08”21
                 日本新記録
稲垣 裕美   4 位 : 1’10”89

100mマネキントゥー
青木 克浩  優  勝 : 1’01”93
                日本新記録
中村 公彦   準優勝 : 1’02”68
稲垣 裕美  準優勝 : 1’09”58 日本新記録
鈴木 郁蘭   4  位 : 1’15”66

200m 障害物レース
青野 武士   3 位
林  昌広   5 位
伊藤 彩香  準優勝 : 2’23”16
太田 奈々  4  位 : 2’26”76

200m スーパーライフセーバー
林 昌広 優  勝 : 2’29”46
               日本新記録
青野 武士 準優勝 : 2’35”01
               日本新記録
伊藤 彩香  3 位 : 2’48”60 日本新記録
青木 麻佑美 5  位 : 2’59”90

4×25 マネキンリレー

鈴木・石井・林・青木
 優  勝 : 1’31”46 日本新記録

太田・鈴木郁蘭・伊藤・鈴木佐弥子
     準優勝 : 1’51”04 日本新記録

4×50 障害物リレー

鈴木・青野・中村・青木
 優  勝 : 1’46”70 日本新記録

鈴木郁蘭・伊藤・太田・鈴木佐弥子
準優勝 : 2’01”15 日本新記録

4×50 メドレーリレー

鈴木・中村・青野・林  決勝失格

鈴木郁蘭・稲垣・伊藤・鈴木佐弥子
準優勝 : 1’54”63 日本新記録

Line Throw

林・石井  決勝失格

稲垣・青木  準優勝 : 16”10  日本新記録

全日本代表チーム メダル獲得数 
金メダル 5個  銀メダル 10個  銅メダル 5個  合計20個


左:太田選手 右:鈴木(郁蘭)選手
日の丸・メダルとともに・・・。


左:鈴木(一也)選手 中:青木選手 右:青野選手
クロージングセレモニーにて優勝カップとともに。

ご声援、ありがとうございました。


アジアライフセービング室内選手権大会
全日本代表チーム 出発 !!


(成田空港にて・・・。出国を控える選手達。)


(ハイテンションな面々)

搭乗手続きを終えた各選手、出国へ向けて準備が進みます。

 全日本代表ユニフォーム、背中にはJAPANを背負っています。

 大声援を受け、程よい緊張と興奮に包まれながら全員で香港を目指します。


香港へ向けて テンションが挙がります。
 はやる気持ちを抑えるのが、精一杯です。

 到着が遅かったにもかかわらず、香港チームの歓迎を受けました。

 ナショナルチーム選手権ならではの国際交流に全選手感激しました。


 本会場、視察 !! クーロンパークスイミングプールに乗り込みました。

 選手村から約30分のところにある九龍公園スイミングプール。
 初めて目にする本会場に各選手、表情が引き締まりました。
 水深が最大2.5m。すぐに遠藤監督から現地コーディネーターに質問が飛びます。選手達もレースのイメージを膨らませます。


公式練習場、ワンチャイスイミングプールにて
日本チームの香港での初陣がきられました。

 公式練習場へ向かう選手達。ホテルを出発し現地案内人ウィリアムズ君とともにプールへ向かいます。
 チームで用意したマネキン・チューブは日本から持参。練習会場へは自分達で運びます。
 より良い環境は自分達が作る。 国際大会では鉄則でしょうか。

 50mの外プール。選手村となっているホテルからは徒歩10分でした。
 
 屋外プールに選手達にも戸惑いの色が・・・。





(マネキンの引継ぎ、鈴木郁蘭 選手→青木 選手へ)


(女子メドレーリレー引継ぎ、伊藤選手→鈴木選手)

香港ライフセービング協会50周年記念
アジアライフセービングプール選手権大会
オープニングセレモニー開催 !!
 オープニングセレモニーは香港ライフセービング協会の聖地、香港協会のクラブハウスで行われました。
 海神のそばにあるクラブハウスは、50年の歴史を物語る壮大な建物でした。


(中央:ボランティアスタッフの西嶋さん)

 多くの観客に混じり、各選手もデモンストレーションを見守ります。
 
 レスキューに対する思いは同じ。
 香港ならではの救助法も紹介され、新しいライフセービングの一面に触れた気がします。


(各国の選手が見守ります。)


(スリランカチームとともに。)


(香港ライフセービング協会 クラブハウス)


(50年の歴史を持つ香港協会のエンブレム)
 壁一面に広がる香港協会の歴史・・・。
 香港のライフセービングへの情熱を感じました。

(全日本代表選手団、オープニングセレモニー会場にて)
 

 歴史と伝統のある香港ライフセービング協会のクラブハウス。
 これまでの香港ライフセービングの息吹を感じながら、明日から始まる熱戦に思いをはせます。
 参列する他国の選手達はよき友人であり、よきライバルです。

        日本の強さ、技術の高さを証明してきます。



ASIAN LIFE SAVING POOL CHAMPIONSHIPS
(2005 HongKong)


日本チームが総合優勝に突き進みます。


(左:伊藤 選手 右:鈴木佐弥子 選手)
 日本チームのパワーの源となった握り飯。


(石井 英一 プレイングコーチ)


(林 昌広 選手)


(鈴木 一也 選手)

 

 Opening Ceremonyへ向かう選手達。
 いよいよレースが始まります。チーム全体が緊張感に包まれました。
 これまでの練習を振り返り、自分を鼓舞します。

「日本チームは勝つために香港に来た !!」


歴史的な快挙達成 !!
33”33:日本新記録 更新
世界16傑に入るタイムを出した鈴木 一也 選手。


歴史的な快挙達成 !!
37”05:日本新記録 更新
世界3傑に入るタイムを出した鈴木 佐弥子 選手。

 気合がみなぎります。
 約30秒後には50マネキン、アジアチャンピオンが決まります。
 日本チームに大記録の瞬間が近づいてきました。


(会心のガッツポーズ)
世界大会でメダル獲得が狙えるタイムに、本人も興奮していました。
 
アジア制覇から世界制覇へ・・・。


200mスーパーライフセーバー
表彰式での「君が代」が続きます。

男子は1,2フィニッシュ。女子でも中国勢に迫る3位入賞を達成 !!
日本チームの技術力の高さをいかんなく発揮しました。

表彰選手すべてが日本新記録更新という快挙も達成。


(200m スーパーライフセーバー 優勝:林 選手 準優勝:青野 選手)
 200m スーパーライフセーバー 決勝 日本の快進撃はとどまるところを知りません。


(林 昌広 選手 表彰式にて)

 驚異的な速さでの優勝でした。
 第一泳者の鈴木選手から終止トップを維持し、2位に4秒差をつける完全勝利です。


(障害物リレー:日本新記録更新 !!青野 ・青木・鈴木・中村)


(障害物リレー:日本新記録更新 !!鈴木郁蘭・太田・伊藤・鈴木佐弥子 )

 中国チームと僅差の準優勝。
 なんと日本新記録を6秒更新するという快挙を達成しました。
 中国との差はわずかです。


(優勝を決め、ガッツポーズの日本チーム)


(青木 選手・林 選手・石井 選手・鈴木 選手)


(鈴木郁蘭選手・太田選手・鈴木佐弥子選手・青木選手)


(気合みなぎる後姿・・・。)


(左:遠藤 監督 右:林 キャプテン)


監督からの総評とともに、激励をいただきます。
各選手、自分のレースを振り返り明日へ望みます。

 
 
個人レベルでは反省もでていましたが、チームとしては最高の結果を残しました。
 国旗に託された思いが、力となって選手達を励ましてくれました。

「日本は強いんです !!」


(イランチームは石井 選手の親友です)


(イランチーム・西嶋さんとともに・・・。)

 獲得メダルとともに優勝カップが遠藤監督より選手へ手渡されます。 
 その重みをしっかりと両手に感じながら、自分達の戦いに思いを馳せます。
 日本代表チームは、大きな達成感に包まれました。

 多くの声援に支えられたのはもちろんのこと、代表選手が自分への挑戦を続けた結果だと思います。

 ある選手は故障を克服し、ある選手は仕事と両立し、ある選手は環境の変化を受け止め、また、ある選手は気持ちの葛藤を乗り越え、掴んだ優勝カップです。
 
 自分を信じ、仲間を信じて戦い抜いた選手達に深く感謝しています。感動と夢をありがとうございました。  


優勝カップとともに。「強い日本チーム」がアジアの頂点に立ちました。
ご声援、ありがとうございました。日本、勝ちました !!




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