(U22チーム躍進につながったことはなんですか?)
U22での国際大会は3回目となります。
初出場の全豪選手権で刺激を受けた選手、悔しさを受けた選手、それぞれいました。大会終了後、彼らから「次の国際大会も同じメンバーで出場したい!!」という言葉が聞こえました。このU22代表チームへの意欲は、向上心の表れではないかと思います。
実はU22の「22歳」に設定したのは狙いがあります。
それは、学生最後で日本代表に入ることで、生涯ライフセービング活動につなげてもらいたいという思いです。国際大会の経験は彼らの自信につながるとともに、今後のライフセービング人生で必ず活かされるようになるのではないかと信じています。私はU22日本代表チームは、そうしたきっかけと環境を提供できる場でありたい、と考えています。
今回のチーム力の向上は、この条件がクリアーできた結果ではないかと感じています。
U22日本代表チームからトップ代表へ何人が入れるかわかりませんが、多くの選手が全日本代表選手となって世界へ羽ばたいて行ってほしいと思います。多くの選手を輩出することが、自分のチームマネジメントへの客観的な評価だと思います。
U22日本代表チーム 過去3大会の経験は、非常によかったと思います。私も多くの感動をもらいました。その反面、厳しさを感じるところもありましたが、私たちにとってすべてが勉強であり何一つマイナスなものはなかったと感じています。
この経験を生かすも殺すも彼ら次第です。今後も彼らの努力を見ていきたいと思います。
今、ライフセービングをこころの底から楽しんでいること、最もシンプルで大切なことである思います。その気持ちを忘れることなく、今後の成長に期待しています。 |